GentleMax Pro Plus

ジェントルマックスプロプラス

当院は、厚生労働省認可の医療脱毛機「GentleMax Pro Plus(ジェントルマックスプロプラス)2021年薬事承認取得」を取り扱っております。
ジェントルマックスプロは、脱毛効果が高く、医療脱毛の機械で人気があります。
近年では、医療機関で医師が行う医療サービスが注目され、医療機関や脱毛機でクリニックを選ぶという傾向も出てきました。施術前にご説明いたしますが、ご不明点・ご不安等ありましたらお気軽にご相談ください。

医療レーザー脱毛について

医療脱毛は強力な光であるレーザーを使用した脱毛方法です。
主に日本で使用されているレーザーは、下記の3種類のレーザーになります。

・アレキサンドライトレーザー

・ヤグ(YAG)レーザー

・ダイオードレーザー

レーザーを毛根に照射することでメラニン(黒い色素)に反応し、高い熱エネルギーによって毛を産生させる毛母細胞を破壊し、脱毛効果を得ます。

3種類のレーザーの違いは「周波数(波長)の違い」です。
周波数(波長)が異なることで、肌の中への届き方が変わってきます。
具体的には、周波数が低い(波長が長い)とレーザーが肌の奥まで届いて作用し、周波数が高い(波長が短い)と肌の浅いところで作用します。そして、メラニン(黒い色素)への反応は周波数が高い(波長が短い)ほど強くなります。

アレキサンドライトレーザー

濃い毛の医療脱毛やフェイシャルケアによく使われています。3種類のレーザーの中で一番周波数が高い(波長が短い)ため、黒色が濃い毛・太い毛によく反応し、効率的に脱毛を行うことができます。一方で、皮膚の深部まではレーザーが到達しにくいため、毛穴が深い位置になる部位に関しては、レーザーの種類を変えて照射する必要があります。また、日焼けや色黒の肌、色素沈着のある箇所ではやけどのリスクが上がるため、注意が必要です。施術時の痛みは部位によりますが、ヤグレーザーに比べるとそれほど強くなく、脱毛機に冷却装置が備わっていれば痛みや肌への負担を和らげることができます。

ダイオードレーザー

産毛や薄い毛(色素の少ない毛)の医療脱毛によく使われています。日焼けや色黒の肌、色素沈着のある箇所に照射することも可能なため、幅広い毛質や肌質に対応できると言われています。痛みも他の2種類のレーザーと比べて弱いです。一方で脱毛効果が感じづらい、他レーザーより施術回数が必要と感じる方もいます。

ヤグレーザー

根深い毛の医療脱毛によく使われます。3種類のレーザーの中で一番周波数が低く、皮膚の深部までレーザーが届くことができます。そのため、根深い毛に有効で、毛穴が根深い部位(VIOや男性のヒゲ)やアレキサンドライトレーザーでは脱毛しきれなかった根深い毛に対して高い脱毛効果が期待できます。また、メラニンに反応しにくいので、日焼けや色黒の肌、色素沈着のある箇所に照射することも可能です。一方で、皮膚の深部までレーザーが届くことから照射時の痛みが強いことも特徴の一つです。脱毛機に冷却装置が備わっていればある程度の痛みや肌への負担は軽減されますが、痛みの感じ方によっては麻酔クリームを使用することも可能です。(※有料になります。)

当院で取り扱っているGentle Max Pro Plusはアレキサンドライトレーザーとヤグレーザーを搭載しているため、アレキサンドライトレーザーでは抜けきらないしぶとい毛があった場合でも、途中でヤグレーザーに変更するなど照射方法を患者様の状態によって変更することが可能です。また、患者様の肌質・肌色などに合わせて照射方法を変更できるのもメリットの1つです。

照射回数・頻度について

毛周期は、4段階のサイクルを約2ヶ月間かけて繰り返しています。

成長初期(毛が生える時期)

成長期(毛が育つ時期)

退行期(毛が抜け落ちる準備期)

休止期(毛が生えていない時期)

レーザーは色の濃い成長期の毛に反応して脱毛効果を得ます。成長期の毛は全体の20%であるといわれており、すべての毛の成長期のタイミングで照射するには約1ヶ月半~2ヶ月に1回の頻度で施術を受けることがよいとされています。
施術回数は個人差がありますが、体感としては1回目から減毛を感じられます。だいたい5~6回である程度の効果を実感できます。

医療脱毛とエステ脱毛の違い

下表をスマートフォンでご覧いただくには横にスクロールするとご覧いただけます。
医療レーザー脱毛 エステ脱毛
照射パワー 強い 弱い
ターゲット 脱毛ターゲットを破壊 脱毛ターゲットへのダメージ
脱毛効果 半永久的な脱毛 一時的な減毛・脱毛
必要な回数 約6回以上 約15回以上
施術者 有資格者(医師、看護師) 資格は必要なし
トラブル時の対応 医師が診察 カウンセラーのみ

脱毛治療中の自己ケアと注意点

  1. 治療期間は治療部位の日焼けをしないでください。
    →熱傷などの副作用を起こしやすくするだけでなく、表皮内のメラニンがレーザー光を吸収するため脱毛効果を低下させます。
  2. 治療期間は毛抜き等の処理を行わないでください。
    →脱毛効果を得るためには、毛包内に毛が存在する必要があります。
  3. 治療当日は治療部位によっては入浴を避け、シャワーのみとし、照射部位はこすらないでください。
    →脱毛後の肌はデリケートなため、刺激を与えてしまうと炎症やそう痒感を助長してしまいます。
  4. 照射後数日間、そう痒感が出現する場合がありますが、掻いたりしないでください。
    →色素沈着の原因になることがあります。
  5. 皮膚に異常を感じたら受診してください。
    ※施術直後は照射部位が赤く腫れあがったりすることがあります。これは一過性の症状ですので1週間程度で軽快します。1週間以上経過しても軽快しない場合は早めにご連絡ください。

合併症について

  1. 毛嚢炎
    男性のヒゲや女性の顔、背中、VIO、下腿などで毛穴に細菌が入って炎症を起こす毛嚢炎を起こすことがあります。
  2. 熱傷や凍傷
    肌の色によっては軽い熱傷を起こすことがあります。日焼けされた場合に照射してしまうと熱傷のリスクが高くなります。また、冷却ガスを使用していますので、凍傷を生じることがあります。
  3. 硬毛化
    ごくまれにレーザー照射後に毛が濃くなったり、硬くなったり、太くなったり、長くなったりといった症状「硬毛化」が起こることがあります。現在のところ確実な対処法が確立されていません。うなじ、背中、二の腕上部、肩、フェイスラインで多い傾向があります。
  4. その他
    痂皮形成、色素沈着、色素脱失、瘢痕形成、紫斑、紅斑、浮腫、掻痒感、毛孔一致性の炎症

施術後に上記異常を感じた場合はご連絡ください。

脱毛価格表(税込)

下表をスマートフォンでご覧いただくには横にスクロールするとご覧いただけます。
1回 5回 8回 9回目以降(1回分)
両ワキ 6,600円 26,400円 39,600円 3,960円
ひじ上 20,350円 81,400円 122,100円 12,210円
ひじ下 20,350円 81,400円 122,100円 12,210円
ひざ上 27,500円 110,000円 165,000円 165,00円
ひざ下 27,500円 110,000円 165,000円 16,500円
VIO 27,500円 110,000円 165,000円 16,500円
V 13,200円 52,800円 79,200円 7,920円
I 11,000円 44,000円 66,000円 6,600円
O 7,700円 30,800円 46,200円 4,620円

※初診時は別途¥2,880(税込)

診療の流れ(脱毛)

初診時

Step1

問診票への記入。問診票に沿ってスタッフにより必要事項の問診と説明。

Step2

医師による説明、診察。

Step3

同意書にサインいただき、施術。

2回目以降

Step1

必要事項の確認。

Step2

医師による診察。

Step3

施術。

当院で脱毛を施術される方へ

  • 施術を受けられる時は施術部位の剃毛をお願いします。病院で剃毛希望の方は予約の30分前にご来院ください。(剃毛代1,000円)
  • VIO脱毛につきましては、初回はカウンセリングと診察のみになります。施術は次回受診時になりますのでご了承ください。その他の部位は初診時のカウンセリングと診察後に同日施術可能です。お肌の状況などによっては同日施術が受けられない可能性があります。

介護脱毛とは

介護脱毛とは、将来、介護を受ける時に備えてアンダーヘアーを脱毛することです。
介護脱毛をしてアンダーヘアーがなくなることで、排泄時にアンダーヘアーに尿や便が絡まることがなくなるため、陰部を清潔な状態に保ちやすくなります。特にオムツ生活になると、どうしても尿や便が陰部に付着しやすくなります。アンダーヘアーにこびりついた排泄物を拭き取ろうとごしごし擦ることで肌にも余計な傷をつけてしまい、感染症などの原因となってしまいます。アンダーヘアーにこびりついた排泄物は臭いの原因にもなります。介護を受ける前に脱毛をしておくことで、こういったトラブルを避けることができます。
また、介護を受ける側だけでなく、介護をする側の負担軽減にもつながります。

介護脱毛は自宅でできますか?

家庭用の脱毛器や光美容器、ワックスなどは一時的な減毛は可能ですが、毛を作る組織は残っているため、半永久的な脱毛は困難です。また、陰部は自分では見えにくい部位です。アンダーヘアーを定期的に剃毛することは結構難しいです。シェーバーで皮膚を傷つけてしまうこともあります。介護を必要とする状態でご自分でアンダーヘアーの処理をするのは、とても難しいと思います。そのため、毛を作る組織を熱で破壊し半永久的に脱毛できる、医療機関でしか行えないレーザー脱毛をおすすめします。

レーザー脱毛は何回施術が必要ですか?

個人差は多少ありますが、一般的には5~8回で十分な効果が得られると言われています。毛の生える周期(1ヶ月半~2ヶ月)に合わせて照射を行いますので、期間だと約1年で十分な効果が得られます。

レーザー脱毛は何歳までできますか?

レーザー脱毛に年齢制限はありません。しかし、白髪には脱毛効果が得られない可能性が高いため、白髪が生えてくる前での脱毛をおすすめします。
一般的なレーザー脱毛は、毛の黒色(メラニン色素)にレーザーが反応して毛を作る組織を破壊していきます。そのため、白髪には反応しづらく、満足いく効果が得られない可能性があります。

レーザー脱毛は痛くないですか?

熱破壊式のレーザー脱毛は痛みがと火傷のリスクが欠点でした。しかし、当院で取り扱うGentle Max Pro Plusはレーザーとほぼ同時に寒剤を吹き付ける冷却システムが搭載されているため、皮膚を保護しながら照射を行い、安全かつ従来の機器より痛みの緩やかな脱毛が可能になりました。とはいっても痛みの感じ方には個人差があります。必ずテスト照射を行い、痛みの感じ方を確認してもらいます。必要な場合は麻酔のクリームを使用できます。(有料になります。)

症例

レーザー脱毛

Before

2回の治療後

わずか1回使用しただけで、ラージスポット(26mm) とミディアムスポットの効果が向上!

26mm ACC

Baseline

1回の治療から4週間後

18mm ACC

Baseline

1回の治療から4週間後

細い毛の除毛

Before

3回の治療後

Before

3回の治療から12週間後

Before

3回の治療から8週間後

画像提供:Candela Institute for Excellence.
本ページ掲載のすべての写真は無修整です。
個々の結果は異なる場合があります。

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